三味線は種類によって棹(さお)や胴(どう)の大きさが異なり、太棹・中棹・細棹に分けられます。
地歌三味線はその中でも中棹の種類に入り、いわゆる中ぐらいの大きさになります。地歌三味線は琴と合奏することが大きな特徴であり、三絃(さんげん)とも呼ばれ、琴の演奏家は必ずと言ってよいほど三味線も演奏します。
胴(どう)の部分には犬か猫の皮が太鼓のように張ってあり、地歌ではなるべく厚手の皮が使用されます。
主に水牛の角(つの)を加工した物に鉛(なまり)や銀や金などを埋め込んだ「駒」という物を皮の上に乗せ、糸を持ち上げた状態にして初めて音がでます。
津山撥(つやまばち)といわれる大きなサイズの撥(ばち)で演奏するのも地歌の特徴です。
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